筆者は理学療法士で、整形外科病院で計8年、リハビリの仕事をしてきました。そんな中2020年に新型コロナウィルス感染症が流行り、生活に大きな影響を与えました。家にいるとき以外はマスクの着用、手洗い・うがいのみならずアルコール消毒、またソーシャルディスタンスという言葉まで出てきて、ここまで制限がある生活は初めての経験でした。その反面、今では、手洗い・うがいの習慣がつきキレイな状態を保つ意識が定着したと思います。
そのコロナのおかげで考える時間が増え、また自分自身もコロナにかかり2、3日高熱で寝込んだこともありました。そこで‘予防’の大切さを改めて実感しました。
病院勤務では痛みの訴えで来られる方がほとんどで、その痛みを減らす・無くす事が仕事だったのですが、仕事をしながら疑問に思うこともあったんです。そもそも健康体で生活出来ていれば、病気に困ることはないんじゃないか?そこから予防の勉強を始めました。
その予防を学んでいく中で、『根本ケア』として大事な3つのバランスを整える、ということを知りました。その3つのバランスが「体温」「血流」「腸内環境」。この中の1つが腸内環境を整える=腸活でした。
なぜ腸活が良いのか?
腸を整えることで様々な影響があります。腸には食べ物を消化して栄養を吸収する働きだけでなく、免疫細胞の約70%が集まっているため免疫を維持する働きがあり、また幸せホルモンといわれる「セロトニン」も多くは腸で作られているなど、腸はヒトが生きるために必要な細胞レベルで元気にしてくれる重要な器官です。
また、今の世の中の食べものは添加物や保存料が多く含まれています。日本は海外よりも食品添加物の使用許可を出している種類が数倍多いと言われていて、その食品添加物のほとんどが防腐剤です。この防腐剤が腸内細菌を殺すと言われていて、身体に多く入ると善玉菌まで殺してしまい、腸内環境が整わなくなっていくのです。現にその影響もあり、日本人の癌の多くは大腸がんと言われています。日本だからこそ、腸活を当たり前の習慣にしておく必要性があると気づき、腸活に乳酸菌生産物質(バイオジェニックス)を活用するようになりました。
乳酸菌生産物質(バイオジェニックス)について
腸活は善玉菌を増やすではなく、その菌が出した代謝物が血液に入り、身体を巡り栄養を運んでくれます。バイオジェニックスは水に混ぜたり、調味料と混ぜて食べる事が主流ですが、お酒に混ぜて飲んだり、化粧水に混ぜて皮膚から浸透させたり、口内炎が出来た箇所に活用したり、本当に使用の幅が広く、焦がさなければ菌は働いてくれると言われています。
そんなバイオジェニックスを生み出した会社が「光英科学研究所」です。光英科学研究所は特許取得したバイオジェニックスを健康食品や化粧品等の原料として多くの企業に提供しておられます。
筆者たちはこの光英科学研究所が作ったバイオジェニックスを活用し、予防や美容にもつながる「腸活」を勧めています。
三気堂薬局さんとのコラボ企画
数回に渡って三気堂薬局イオンタウン田崎店さんの待合室スペースをお借りして「温活・腸活体験会」というコラボ企画を実施させてもらいました。そもそもこの企画は、筆者が三気堂薬局グループ代表の池田一之氏と親戚関係にあったことから始まりました。筆者が全国いろんなところに予防を広めていきたい!と家族や親せきに話をしていたところ、「健康」という観点で必要性を感じてくれた池田代表より声をかけてもらい、体験会を実施する運びとなりました。
これからもこのような取り組みを通して、全国各地にこの予防の輪を広げていきたいです。
村井 純平
西九州大学を卒業後、理学療法士として約8年間整形外科病院に勤務。現在シンシアリーサロンSwaiのシェアサロンの一員として、予防整体サロン「gratitude」を経営している。
薬の⾖知識や地域の元気を紹介したりと三気堂薬局がお届けする
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